貧しい少女マチルデは、ひときれのパンも、身に着けている服も、自分より困っている人たちに次々とさしだしていく。そして文字通り身ひとつになってしまったとき、空から星が流れおちてきて――。少女のやさしさが奇跡をよぶグリム童話「星の銀貨」の世界を、これまで数々の名作童話を絵本にしてきたバーナデット・ワッツがみごとに描きだした。豊かな色彩の繊細であたたかな絵と美しい言葉でつづられた文とが響きあう珠玉の絵本。
妖精事典
キャサリン・ブリッグス編著
平野敬一・井村君江
三宅忠明・吉田新一/共訳
ISBN978-4-572-00484-0 A5判 本文666ページ
付録 104ページ
口絵 (4色・1色)16ページ
定価(本体6000円+税)
11月18日発売予定